【マニラ/フィリピン 20日 AFP】フィリピンのHermogenes Esperon陸軍司令官は20日、2006年12月にホロ(Jolo)島で発見されたイスラム原理主義過激派グループ「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」の最高指導者カダフィ・ジャンジャラニ(Khadaffy Janjalani)容疑者と見られる遺体が、DNA鑑定でジャンジャラニ本人と確認されたと発表した。

 DNA鑑定はフィリピン捜査当局立ち会いの下、米連邦捜査局(FBI)により行われた。米大使館は「テロ撲滅への大きな前進だ」と歓迎。

 イグナシオ・ブンニェ(Ignacio Bunye )大統領報道官兼報道長官も「草の根レベルの協力体制が功を奏した」とコメントした。

 フィリピン軍は2006年9月に大規模なアブサヤフ掃討作戦を実施し、同組織がかくまっているとされるイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)のメンバー2人を拘束。ジャンジャラニ容疑者はこの際に殺害されたとみられている。

 写真は同日、陸軍本部で行われた記者会見で、ジャンジャラニ容疑者を指名手配一覧から削除するEsperon陸軍司令官。(c)AFP/JOEL NITO