【ワシントン/米国 19日 AFP】自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de France)で7連覇を飾り、精巣癌を克服したランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏は、癌に対してや、癌患者に対しての政府の助成金削除の動きに対し戦う姿勢を示すため、人々に支援を呼びかけた。

 アームストロング氏の公式サイトでは、「今が立ち上がってこの病気に打ち勝つ時なのです。癌対策が国の最優先事項になるように戦っていくつもりです。これが私の新しいツール・ド・フランスであり、一人では達成できません。」とアームストロング氏自身が癌患者を支援する自身の基金への融資を呼びかけている。「2006年には1秒間に2人が癌と診断され、1人が亡くなっています。2日ごとに9月11日の恐怖を再現しているようなものなのです。国全体がこの病気に関して無関心すぎる。昨年、政府の援助金ができて35年で初めて助成金の額が減らされ、もう我慢ができない。」と2001年9月11日に起こった同時多発テロ事件を引き合いに出し、癌治療の必要性を強く訴えた。

 1週間前にCNNに出演したアームストロング氏は「私たちの目標は、後ろにいる何百万人の人たちと共に、2008年の大統領選挙を迎えるにあたってもう一度(助成金に関して)議論をすることである。」と語っている。

 写真は、ニューヨーク・シティマラソン(New York City Marathon)への出場を前に記者会見に臨むアームストロング氏(2006年11月3日撮影)。(c)AFP/Timothy A. CLARY