【ロンドン/英国 20日 AFP】チャンネル・4(Channel 4)の有名人リアリティ番組「Celebrity Big Brother」に出演するTVタレント、ジェイド・グッディ(Jade Goody)が“ビッグブラザー・ハウス”から出て行くことが19日の投票で決められた。グッディは今週世間を騒がせた、出演インド人女優、シルパ・シェティ(Shilpa Shetty)に対する人種差別問題の中心人物。

■「Big Brother」とは

 「Big Brother」とは、一つの家に14人の男女を住ませビデオカメラで24時間監視し、週に一度、出場者の投票で「出て行って欲しい人」を2人選出。その2人のうち視聴者の投票で1人が脱落させられ、14週間後に残った優勝者が多額の賞金を獲得するというもので、各国版が制作され世界中で人気を呼んでいる。25日間に渡る有名人版では、賞金が優勝者の指定したチャリティに寄付される形になっている。

■“ビッグブラザー・ハウス”内での人間関係

 これは同番組で他の出演者との口論の後、涙を流すシェティの様子が放送され、共演する英国の女性有名人3人がシェティを集団で“いじめた”とされることに端を発したもの。グディは脱落後、司会者との会話の中でシェティに謝罪した「自分の言動を見て、自分に対して本当にむかついた。私が取った行動や、言った言葉は容認できるものじゃない」。
これを受けてシェティはこうコメントした「あなたが人種差別主義者でないことはわかっている。まず謝ってくれたことを評価するわ」。

■4万件を超える苦情

 通信規制団体オフコム(Ofcom)の調査によると、これまで視聴者から寄せられた苦情は4万件に達したという。
 
 スポンサー企業の一つ携帯電話会社のカーフォン・ウェアハウス(Carphone Warehouse)はこの騒動で、同シリーズの番組提供から直ちに手を引くことを発表した。

 写真は“ビッグブラザー・ハウス”のフェンス。(c)AFP/MAX NASH