話題の「iPhone」登場、その陰には台湾企業が - 台湾
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【台北/台湾 18日 AFP】9日に鳴り物入りで全世界に披露されたアップル(Apple)の多機能携帯端末「iPhone」の誕生には、高技術、高品質、低価格で世界における評価の高い台湾メーカーの協力がなくてはならないものだった。
「iPhone」の開発以前にも、アップルは台湾メーカーとの提携で「iPod」を開発しており、その成功が「iPhone」の開発につながった。おしゃれな多機能携帯は、今後「必携アイテム」となることは確実だ。
情報産業関連の非営利団体で移動通信部門を担当するSaggita Pan氏は、「台湾企業とアップルは強固な協力関係を築いている。中国、インド、韓国のライバル企業も2-3年は追いつくことはできないだろう」と胸をはる。
ノキア(Nokia)やサムスン電子(Samsung)などの大手通信機器メーカーは、外注に頼らず全製造過程を自社工場で行なっている。しかし、この方法は高コストとならざるをえない。Pan氏は、「外資の大手通信機器メーカーは、なぜか台湾企業に頼りたくないようだ。全プロセスを自社でを完結させているので、製造コストが高くなる。だから収益が上がらない」と分析する。
台湾のIT産業コンサルティング大手、マーケット・インテリジェンス・センター(the Market Intelligence Centre)によると、2006年の台湾メーカーの携帯端末輸出台数は1億2300万台に達する見込み。中でもCompal Communications Inc.は7500万台と群を抜く。同社製産する携帯の約80%は米モトローラ(Motorola)向けで、残りは富士通やシーメンス(Siemens)などに納入されている。
マーケット・インテリジェンス・センターのスー(Su)氏は、「携帯機器の製造、品質管理などの全プロセスで品質を保ちながらの大量製産は容易ではない」と語る。
台湾証券「MasterLink Securities Corp」のレポートによると、iPhoneの製作に関わった台湾メーカーは、世界トップクラスの民生機器製造・受託企業、「鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry Co.)」、携帯機器やノートPC用マグネシウム・ケーシング製造メーカー、「Catcher Technology」など。両社とも製産拠点の大半を中国に移転している。
サンフランシスコ(San Francisco)で開催されたMacworldで9日、アップルCEOのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏により披露されたiPhoneは、薄さわずか1.3センチ。携帯電話、インターネット、MP3プレーヤー機能のほか、200万画素のデジタルカメラも内蔵している。
ジョブズ氏によると、「4GBモデル」と「8GBモデル」が6月に米国で販売の予定。アジア地区での販売は2008年となる見込み。
アップルでは、2007年に490万台、2008年には1000万台のiPhone売上げを見込んでおり、全世界の携帯機器市場の1%獲得を目指す。
写真は9日に発表されたアップルのiPhone。(c)AFP/APPLE
「iPhone」の開発以前にも、アップルは台湾メーカーとの提携で「iPod」を開発しており、その成功が「iPhone」の開発につながった。おしゃれな多機能携帯は、今後「必携アイテム」となることは確実だ。
情報産業関連の非営利団体で移動通信部門を担当するSaggita Pan氏は、「台湾企業とアップルは強固な協力関係を築いている。中国、インド、韓国のライバル企業も2-3年は追いつくことはできないだろう」と胸をはる。
ノキア(Nokia)やサムスン電子(Samsung)などの大手通信機器メーカーは、外注に頼らず全製造過程を自社工場で行なっている。しかし、この方法は高コストとならざるをえない。Pan氏は、「外資の大手通信機器メーカーは、なぜか台湾企業に頼りたくないようだ。全プロセスを自社でを完結させているので、製造コストが高くなる。だから収益が上がらない」と分析する。
台湾のIT産業コンサルティング大手、マーケット・インテリジェンス・センター(the Market Intelligence Centre)によると、2006年の台湾メーカーの携帯端末輸出台数は1億2300万台に達する見込み。中でもCompal Communications Inc.は7500万台と群を抜く。同社製産する携帯の約80%は米モトローラ(Motorola)向けで、残りは富士通やシーメンス(Siemens)などに納入されている。
マーケット・インテリジェンス・センターのスー(Su)氏は、「携帯機器の製造、品質管理などの全プロセスで品質を保ちながらの大量製産は容易ではない」と語る。
台湾証券「MasterLink Securities Corp」のレポートによると、iPhoneの製作に関わった台湾メーカーは、世界トップクラスの民生機器製造・受託企業、「鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry Co.)」、携帯機器やノートPC用マグネシウム・ケーシング製造メーカー、「Catcher Technology」など。両社とも製産拠点の大半を中国に移転している。
サンフランシスコ(San Francisco)で開催されたMacworldで9日、アップルCEOのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏により披露されたiPhoneは、薄さわずか1.3センチ。携帯電話、インターネット、MP3プレーヤー機能のほか、200万画素のデジタルカメラも内蔵している。
ジョブズ氏によると、「4GBモデル」と「8GBモデル」が6月に米国で販売の予定。アジア地区での販売は2008年となる見込み。
アップルでは、2007年に490万台、2008年には1000万台のiPhone売上げを見込んでおり、全世界の携帯機器市場の1%獲得を目指す。
写真は9日に発表されたアップルのiPhone。(c)AFP/APPLE