【ロンドン/英国 18日 AFP】核戦争で地球文明が滅亡するまでの時間を象徴的に示す「終末時計(Doomsday Clock)」の針が2分進み、「滅亡時刻」を表す午前0時まで「残り5分」となった。世界的な科学者らで作るグループが17日、ロンドンで発表した。

 科学者グループは、ロンドン、ワシントンD.C.両都市でイベントを同時開催し、2002年以降は午後11時53分で止まっていた「終末時計」の長針を2分進めて、午後11時55分とした。同グループは、時計の針を進めた理由として北朝鮮、イラン両国の進める政策をあげ、核戦争の危険性が高まったと警告している。

 「終末時計」は1947年以来、米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(Bulletin of the Atomic Scientists)」が米シカゴ大学(University of Chicago)で管理。以来、核拡散がもたらす危険性について警鐘を鳴らし続けている。

 写真は同日、ロンドンの会場でイベントに参加したスティーブン・ホーキング(Stephen W. Hawking)博士(左)。(c)AFP/Jane Mingay