第136回芥川賞に青山氏、直木賞は該当者なし - 東京
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【東京 16日 AFP BB NEWS】第136回芥川賞と直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で16日開かれ、青山七恵氏著「ひとり日和」が芥川賞を受賞した。青山氏は1983年生まれの23歳。現在、都内の旅行会社に勤めており、今回初候補での受賞となった。
50人以上の報道関係者が待ち構えるなか、午後6時29分、選考委員の石原慎太郎氏と村上龍氏が2人揃って記者会見場に現われ、受賞作を発表した。石原氏は村上氏と2人揃っての記者発表について、「村上さんも私も今まで積極的に作品を推薦したことがなかったが、今回はめずらしく2人が青山さんの作品を評価した。選考委員8人のうち5人が「○」を付けるという圧倒的なポイントで決まった」と語った。
受賞作は、遠縁のおばあさんと暮らす若い女性がどうにか自立を見つけるまでの物語。石原氏は「作品として素直に読めた。都会のソリテュード(孤独)がニヒリズムに裏打ちされている」と評した。村上氏は「会話が過不足なく描かれている。寂しさを寂しいという言葉を書かずに見事に描いている。作者の視線の定まり方がとても良い」と絶賛した。直木賞は今回該当者なしとなった。
写真は会見に臨む石原氏。(c)AFP BB NEWS
50人以上の報道関係者が待ち構えるなか、午後6時29分、選考委員の石原慎太郎氏と村上龍氏が2人揃って記者会見場に現われ、受賞作を発表した。石原氏は村上氏と2人揃っての記者発表について、「村上さんも私も今まで積極的に作品を推薦したことがなかったが、今回はめずらしく2人が青山さんの作品を評価した。選考委員8人のうち5人が「○」を付けるという圧倒的なポイントで決まった」と語った。
受賞作は、遠縁のおばあさんと暮らす若い女性がどうにか自立を見つけるまでの物語。石原氏は「作品として素直に読めた。都会のソリテュード(孤独)がニヒリズムに裏打ちされている」と評した。村上氏は「会話が過不足なく描かれている。寂しさを寂しいという言葉を書かずに見事に描いている。作者の視線の定まり方がとても良い」と絶賛した。直木賞は今回該当者なしとなった。
写真は会見に臨む石原氏。(c)AFP BB NEWS