【ニューデリー/インド 16日 AFP】インド軍の引退兵士らによるグループが、2001年12月13日のインド国会襲撃事件に関与したとして絞首刑が確定しているカシミール人の即時刑執行を求め、政府から授与した名誉勲章を返還すると発表した。2006年9月26日、インド国会襲撃事件へ関与したとしてカシミール出身のMohammed Afzal Guru死刑囚に対する死刑判決が下されたが、家族らが無実を訴える中、カシミール地方ではイスラム教徒による反政府勢力による大規模なデモが展開され、昨年10月20日に予定されていた刑執行は延期されたままになっている。写真はニューデリー(New Delhi)で16日、反テロを掲げる「全インド反テロリスト同盟(All India Anti Terrorist Front)」のM.S. Bitta代表(左)の記者会見。膝に乗っているのは01年の国会襲撃事件で犠牲となった報道カメラマンBikram Singhさんの娘、Priyaちゃん。机上には元兵士らが政府への返還を宣言したメダルが集められている。(c)AFP/Manpreet ROMANA