エベレストに初めて登った男、87歳で南極へ行く - ニュージーランド
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【ウェリントン/ニュージーランド 16日 AFP】1958年に英国の本隊と共にニュージーランドの支援隊を率い、初の南極横断遠征に参加したエドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)氏(87)が、同国のスコット基地(Scott Base)設立50周年式典に参加するため18日、再度南極へ帰る。ヒラリー氏は1953年に初めて世界最高峰エベレスト(チョモランマ)への登頂に成功した著名なニュージーランドの登山家。
式典には、ニュージーランドのヘレン・クラーク(Helen Clark)首相ら各国要人らと参加する。
英国の地質学者ヴィヴィアン・フックス(Vivian Fuchs)が率いた1958年の英連邦チームによる遠征は、南極大陸を初めて横断する試みだった。ニュージーランドのヒラリー氏の支援隊は、南極点から大陸の端のスコット基地まで、大陸を横断する本隊の経路後半のために補給地を準備した。
フックスの本隊とヒラリーの支援隊は反対側から南極点を目指したが、この時、ヒラリー隊が本隊の指示を無視し、支援隊のほうが先に1958年1月4日、トラクターで南極点に到達した。陸路での南極点到達自体はアムンゼン、スコットに次いで史上3番目だった。また車両を使っての到達は史上初だった。
ヒラリー氏はその後も何度も南極を訪れてきた。今回もニュージーランドのTV3の取材に対し、「とても楽しみ。本当に美しい場所で、毎回南極を訪れるのは素晴らしい体験だ」と喜んでいる。しかし半世紀前に行ったトラクターによる旅とは異なり、今回は快適な旅が用意されている。
57年から58年にかけた遠征経験を振り返っては、「エベレストに挑戦した時と似た困難な体験だった。雪、氷、クレバス、風といった自然現象と戦わなければならなかった」と述べた。
クラーク首相も、スコット基地50周年の機会に、ヒラリー氏と共に南極を訪問できることを喜んでいる。5日間の旅を前に発表した声明では「ニュージーランドと南極は特別な関係がある。我が国の近くに南極があることで、多くの初期の南極遠征にニュージーランドは関わってきた」と述べた。
ロス海に面した南極大陸のプラム岬にあるニュージーランドのスコット基地は、58年の遠征の一環として建設された。収容可能人数は85人で、現在は南極調査の支援用に使用されている。5キロ先には大規模な米国のマクマード基地(McMurdo Base)がある。
写真は2003年3月28日、ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)の英国大使館での記者会見でエベレスト登頂について語るヒラリー氏。(c)AFP
式典には、ニュージーランドのヘレン・クラーク(Helen Clark)首相ら各国要人らと参加する。
英国の地質学者ヴィヴィアン・フックス(Vivian Fuchs)が率いた1958年の英連邦チームによる遠征は、南極大陸を初めて横断する試みだった。ニュージーランドのヒラリー氏の支援隊は、南極点から大陸の端のスコット基地まで、大陸を横断する本隊の経路後半のために補給地を準備した。
フックスの本隊とヒラリーの支援隊は反対側から南極点を目指したが、この時、ヒラリー隊が本隊の指示を無視し、支援隊のほうが先に1958年1月4日、トラクターで南極点に到達した。陸路での南極点到達自体はアムンゼン、スコットに次いで史上3番目だった。また車両を使っての到達は史上初だった。
ヒラリー氏はその後も何度も南極を訪れてきた。今回もニュージーランドのTV3の取材に対し、「とても楽しみ。本当に美しい場所で、毎回南極を訪れるのは素晴らしい体験だ」と喜んでいる。しかし半世紀前に行ったトラクターによる旅とは異なり、今回は快適な旅が用意されている。
57年から58年にかけた遠征経験を振り返っては、「エベレストに挑戦した時と似た困難な体験だった。雪、氷、クレバス、風といった自然現象と戦わなければならなかった」と述べた。
クラーク首相も、スコット基地50周年の機会に、ヒラリー氏と共に南極を訪問できることを喜んでいる。5日間の旅を前に発表した声明では「ニュージーランドと南極は特別な関係がある。我が国の近くに南極があることで、多くの初期の南極遠征にニュージーランドは関わってきた」と述べた。
ロス海に面した南極大陸のプラム岬にあるニュージーランドのスコット基地は、58年の遠征の一環として建設された。収容可能人数は85人で、現在は南極調査の支援用に使用されている。5キロ先には大規模な米国のマクマード基地(McMurdo Base)がある。
写真は2003年3月28日、ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)の英国大使館での記者会見でエベレスト登頂について語るヒラリー氏。(c)AFP