【コチャバンバ/ボリビア 16日 AFP】エボ・モラレス(Evo Morales)大統領は15日、Manfred Reyes Villaコチャバンバ(Cochabamba)県知事の続投を保障すると述べた。同県ではコカ栽培農家などの大統領支持派と、自治権拡大を求める県知事派との間で衝突が発生、2人が死亡、およそ100人が負傷する事態へと発展している。発表の一方、大統領支持派はVilla知事に対する辞任要求を続行する構えを見せており、知事が自治権拡大のため住民投票を目指すことにあくまで反対する意向を示している。知事は12日、衝突発生の報に際し、同じく自治権拡大を求めるサンタクルス(Santa Cruz)県へ避難している。写真は同日コチャバンバ市で、県知事辞任要求デモに参加したコカ農家たちと、それを見る機動隊員。(c)AFP/AIZAR RALDES