【ワルシャワ/ポーランド 13日 AFP】ポーランドカトリック教会は12日、現在同教会がかつてない危機に直面していると語り、教会に所属するすべての司教に対して旧共産政権下における秘密警察への関与の有無を確認するよう求めた。

 今回の危機は、Stanislaw Wielgus司教が7日、秘密警察へ関与していたとして、任命されたワルシャワ(Warsaw)大司教職を辞任したことに端を発する。Wielgus氏は、秘密警察(Sluzba Bezpieczenstwa、SB)についてあしざまに述べながらも過去協力したことがあると認めた。

 こうした事態を受け、ポーランドカトリック教会は司教45人で構成される非公開の緊急会合を開催、対応策を協議した。結果、出席者は全員、過去秘密警察に関与したことがあるかどうかの調査受け入れを表明した。

 ポーランドカトリック教会はまた、現在同教会に所属する全133人についても調査を行うため、全体会合を開催すると述べた。開催時期については3月中にも正式に発表するとしている。

 同時に司教らが教会に残留できるかどうか、最終的にはバチカン法王庁の判断に委ねると語っている。

 写真は同日、ワルシャワのポーランドカトリック教会受付の電話で話す修道女たち。(c)AFP/JANEK SKARZYNSKI