【ダッカ/バングラデシュ 12日 AFP】22日に予定されていた総選挙の延期、ならびに非常事態宣言と外出禁止令の発令により、バングラデシュの新政権樹立プロセスは混迷をきわめている。

 イアジュディン・アハメド(Iajuddin Ahmed)大統領は11日、野党勢力の要求を受け入れ、総選挙の延期を決定。自身も暫定首相を辞任することで、新暫定政権の発足を促し、政治的混乱からの脱出を図ったかたち。

 写真は、非常事態宣言が発令された翌12日、首都ダッカ(Dhaka)の通りを行く人力車と政府軍兵士。(c)AFP/Jewel SAMAD