【ロサンゼルス/米国 11日 AFP】元イングランド代表の主将デビッド・ベッカム（David Beckham）が、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード（Real Madrid）から米国メジャーリーグ・サッカー（MLS）のロサンゼルス・ギャラクシー（Los Angeles Galaxy）に5年総額2億4800万ドル（約298億円）で移籍することが明らかになった。

　ロサンゼルス・ギャラクシーのTimothy Leiweke会長は「（ベッカムの移籍について）ベッカムほど世界中で影響力を持ったアスリートはいない。米国国内でも他のどのスポーツ選手よりも大きな影響を与えるだろう」と語った。さらにMLSコミッショナーのドン・ガーバー（Don Garber）氏は「ベッカムは世界中でも最も大きなアイコンを持つスポーツ選手だ」と大物選手のMLS加入を手放しで喜んだ。

　現在31歳のベッカムは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター･ユナイテッド（Manchester United）、プレストン・ノースエンド（Preston North End）、レアル・マドリードに続き4チーム目の挑戦となる。

　写真は、スペインリーガエスパニョーラ1部のデポルティボ・ラ・コルーニャ（Deportivo La Coruna）戦に臨むベッカム（2007年1月7日撮影）。(c)AFP/Miguel RIOPA