【カルキヤ/パレスチナ自治区 12日 AFP】ヨルダン川西岸(West Bank)には、物議をかもしている分離壁が南北に650キロ以上にわたって建っている。壁はコンクリート製で、その上には鉄条網が張られている。イスラエルは、パレスチナの武装勢力から守るためにこの壁が必要だと主張しているが、その大部分がパレスチナ領に侵入しており、パレスチナ側は、土地の略奪だとしている。国際司法裁判所(International Court of Justice、ICJ)は2004年、拘束力のない決定を下し、分離壁の一部は違法であり取り除くべきであるとした。壁は本来、1967年の6日間戦争(Six Day War)以前のイスラエル国境であるグリーンライン(Green Line)に沿っていなければならない。イスラエルはこの戦争で、ゴラン高原(Golan Heights)、東エルサレム(east Jerusalem)、ガザ地区(Gaza Strip)、ヨルダン川西岸を占領した。写真は11日、ヨルダン川西岸のカルキリヤ(Qalqilya)で、分離壁の側を自転車で通る少年。(c)AFP/JAAFAR ASHTIYEH