【ワシントンD.C./米国 4日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は4日、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領の処刑について、「もっと威厳をもって行われるべきだった」と述べ、死刑執行の手順について徹底解明を行うようイラク政府に呼びかけた。

 ワシントンD.C.でアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相と会談したブッシュ大統領は、会談後、「もちろん、(死刑執行の)手続きはもっと威厳をもって行われたほうがよかったと思っている。だが、いずれにしろ彼(フセイン元大統領)は、彼自身が殺害した数千人の人々が受けられなかった法の裁きを受けたのだ」と発言した。

「個人的には、次のように考えている。サダム・フセインは裁判を受ける権利を与えられた。彼が、殺害した数千人の人々に対して与えようとしなかった裁判の権利をだ」。一方で、「何が起きたのか、徹底的に解明されることを米国は期待する」と強調した。

 写真は、メルケル首相と合同記者会見を行うブッシュ大統領。(c)AFP/Jim WATSON