ブルガリアサッカー連合会長が辞任、ファンから激しい抗議受け
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【11月28日 AFP】ブルガリアサッカー連合(BFU)のボリスラフ・ミハイロフ(Borislav Mihaylov)会長(60)が27日、同国代表が欧州選手権(UEFA Euro 2024)の本戦出場を逃してファンから激しい抗議デモなどの重圧を受けたことで、辞任を表明した。
ブルガリア代表は16日にホームで行われたハンガリー戦を2-2で引き分け、来年ドイツで開催される欧州選手権本大会を逃した。同国代表の最後の出場は、ポルトガルで開催された2004年大会となっている。
試合後にはスタジアムの外に数千人の地元ファンが集まり、ミハイロフ氏の任期終了を求める激しい抗議デモに発展。警察が放水銃や警棒で群衆を退散させるなどしたが、その後の衝突で数十人のファンと警察が負傷する事態となった。
これを受けて、1994年のサッカーW杯米国大会(1994 World Cup)で4位に入るなどブルガリア代表の黄金期を築いた元名選手で、18年間にわたって連盟のトップに君臨していたミハイロフ氏は、首都ソフィアで開かれたこの日の会合の後、「融和の精神で辞任を申し出た」と述べた。また、一連の騒動にもかかわらず、「これまで成し遂げてきたことは誇りだ」とも語った。
新たな会長については、来年の総会において決定の批准と新たな候補者の検討が必要になるが、それまでは副会長のミハイル・カサボフ(Mihail Kasabov)氏が暫定的に職務に当たる。
ミハイロフ氏は2020年欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選のイングランド戦で起きた人種差別問題で、2019年10月に会長職を一度退いている。しかし、その後決断を覆して1年半後に復職。任期中には八百長や違法賭博のほか、公的資金の不正流用、利益相反など数々の疑惑が持ち上がっていた。(c)AFP