【5月2日 CGTN Japanese】今年のメーデー連休は、中国人の海外旅行意欲が非常に高まっています。中国オンライン旅行プラットフォーム大手の「去哪児旅行(チューナー)」のデータによると、5月1日出発の国際航空券の予約数は、例年のメーデーの1日当たり記録を更新し、2019年に比べて2割増加しました。国別の航空券予約データでは、タイ、日本、マレーシア、韓国、シンガポール、インドネシア、ベトナム、米国、フィリピン、オーストラリアが人気渡航先となっています。中でも、円安の影響を受け、日本を目的地とする人が多く、日本行き航空券の予約数は2019年に比べて6割以上増加しているということです。

 また、中国国家鉄路が運営するオンラインチケット購入サイト「中国鉄路12306」のデータによると、今年のメーデー連休(5月1~5日)の国内旅行先は、河南省洛陽市、広東省潮州市、雲南省大理市、安徽省阜陽市、河北省邯鄲市などが人気です。

 ボタンの花の名所として知られる洛陽市は、清明節連休(今年は4月4〜6日)から引き続き、メーデー連休でも最も人気の旅行先となっています。洛陽市の歴史ある古跡や伝統文化の味わいが、近隣都市だけでなく、北京や西安、上海、成都、杭州、蘭州、深センからの旅行客も引き付けました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News