イラン、イスラエルに報復表明 大使館空爆受け
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【4月3日 AFP】イランは2日、在シリアのイラン大使館の建物が空爆されたのを受け、イスラエルへの報復を宣言した。
この空爆で、イラン革命防衛隊(IRGC)の隊員7人が死亡。うち2人は将官だった。
イラン国営メディアが駐シリアのイラン大使の話として報じたところによれば、この空爆で計13人が死亡。イスラエル軍のF35戦闘機がミサイル6発を発射し、大使館に隣接する領事部の建物が破壊されたという。
イランの最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は「(イスラエルは)わが国の勇者たちの手で処罰される。犯してきた数々の罪を後悔させる」と述べた。
イブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)大統領は、大統領府のウェブサイトに掲載した声明で、空爆を「明らかな国際法違反」だと非難し、「必ず報いを受けさせる」と報復を誓った。
「抵抗戦線の戦士たちの信仰と意志の前に敗北と失敗を繰り返したシオニスト政権(イスラエル)は、自国をどうにか救おうと、やみくもな暗殺を実行した」と続けた。(c)AFP/Payam DOOST MOHAMADI and Maher AL MOUNES in Damascus