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<イスラエル軍進攻>

イスラム武装勢力によるイスラエル軍兵士拉致事件に端を発したイスラエルのガザ攻撃は、パレスチナ自治政府首相府の空爆にまで拡大した。
イスラエル軍兵士の拉致は、自治政府内閣を主導するイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊が、イスラエルに捕えられているパレスチナ人政治犯の釈放を求めて行ったものだが、イスラエル政府は拉致兵士を人質とするカッサム隊の要求を拒否している。 パレスチナ自治政府のアッバス議長は、兵士拉致問題が軍事衝突に発展するのを回避するため、エジプトの仲介工作に期待をかけていたが、イスラエル政府とカッサム隊の双方とも交渉に応じる姿勢をみせておらず、仲介は難航していた。こうした中で、イスラエル軍が自治政府首相府空爆の強硬手段に打って出たことで、事態の一層の悪化が懸念されている。
空爆時、ハマスのハニヤ首相は首相府内におらず無事だった。イスラエル軍はこれまでにも、ハマスの精神指導者ヤシン師と後継者のランティシ氏を暗殺しているが、今回の空爆はハマス主導のパレスチナ自治内閣に揺さぶりをかけるのが狙いとみられている。
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