【2月18日 MODE PRESS WATCH】ファッションと音楽、アートなどを融合したユニークな発信で人気急増中のブランド「メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)」の路面店が2月15日、東京・南青山にオープンした。2013年春夏シーズンの最新コレクションに加え、同店限定のカーディガンやセーターなど、メンズ・レディースともに豊富なラインアップに期待が高まる。また徒歩5分圏内に構えたもうひとつの店舗「CAFÉ KITSUNÉ」では、「Kitsuné Tee(キツネ ティー)」や「Parisien(パリジャン)」ライン、Kitsuné labelによるレコードやCDなどが並ぶ。店内に併設されたカフェではイタリアのエスプレッソを現代風にアレンジしたオリジナルのブレンドコーヒーが味わえる。

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)」は、服やアクセサリー類などを担当する黒木理也(Masaya Kuroki)と、音楽レーベルのディレクターを主に担当するブルターニュ出身のフランス人ジルダ・ロアエック(Gildas Loaéc)によって2002年、パリで設立。路面店はパリ、ニューヨークに次いで、3店目になる。「タイムレス」をブランドコンセプトに、シンプルだが長く着られる高品質なもの作り、そして音楽も含めジャンルを超えて新たな世界観を提案しようとするスタイルが特徴的だ。

■コメント:黒木理也(MAISON KITSUNÉ)

今回のショップについて黒木は、「伝統技術やクラシックなものへのリスペクトを表現するために、店には日本の伝統的な建築要素や職人技術の素材を多く取り入れた。たとえば、熟練職人に発注した畳や日本杉の寄木細工、米と竹の紙で作った襖(ふすま)など。併設したCAFÉ KITSUNÉは茶室をイメージして、竹の垣根のアプローチや低い天井、アンティーク家具を配置した。それらが商品のモダンさと溶け合って独自な表現になる」と語る。

「MAISON KITSUNÉ」は2月にアパレル大手のジュングループ(JUN)と合弁会社メゾン キツネ ジャパンを設立。全ラインを集約した両店舗を拠点に、これまで卸を中心に展開していたブランドを日本からさらに加速して拡大させていく。

【店舗概要】
メゾン キツネ:MAISON KITSUNÉ
住所:東京都港区南青山3-15-13
Tel:03-5786-4841
営業時間:11:00-20:00 不定休

カフェ キツネ:CAFÉ KITSUNÉ
住所:東京都港区南青山3-17-1
Tel 03-5786-4842
営業時間:11:00-20:00  
※café営業時間は9:00-17:00 不定休
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