【3月7日 AFP】 仏「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」は7日、エディ・スリマン(Hedi Slimane)が新しいクリエイティブディレクターに就任したことを発表した。

 スリマンは今後、ブランドイメージと全コレクションのクリエイティブを統括する。また、これまで通り写真家としての活動も継続する予定だ。

 ポール・ドヌーヴ(Paul Deneve)CEOは「エディ・スリマンの並外れた才能と、イヴ・サンローランのスピリットに対する理解は、メゾンの新たな章の始まりを告げるだろう」 と期待を寄せる。

 現在43歳のスリマンは96年から00年まで「イヴ・サンローラン」メンズウェア部門のアーティスティック・ディレクターを務めていた。ファッション界への復帰は、07年に「ディオール・オム(Dior Homme)」のクリエイティブ・ディレクターを辞任して以来、約5年ぶり。

 「ディオール・オム」時代にウィメンズ向けの限定ラインを展開したこともあるが、フル・コレクションを手掛けるのは今回が初めて。

 前任のステファノ・ピラーティ(Stefano Pilati)は、2月27日に退任が正式発表された。(c)AFP

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