【2月2日 MODE PRESS】大手下着メーカー「ワコール（Wacol）」の機能下着シリーズ「スタイルサイエンス」に、ウォーキングをサポートする男性向け新商品「テクノ ウォーク」が1月から加わった。これを記念し1日、発表会見が都内で開かれた。

　ワコールは、04年からワコール人間科学研究所（Human Science Research Center）」の調査・研究データをもとにした機能性下着シリーズ「スタイルサイエンス」を展開している。当初、女性向け下着のみの展開だったが、08年に初の男性向け下着「クロスウォーカー」を発売したところ、“履いて歩くだけでエクササイズ効果”という機能性が話題となり、11年末までに約226万枚を売 り上げる人気商品となった。そのヒットを受け、男性向け機能性下着第二段として開発されたのが新作「テクノウォーク」だ。

　「テクノウォーク」は特殊構造で股関節を支え、腰を安定させることで、スムーズな脚の動きをサポートする仕組み。より着用しやすいショート丈で、履き心地や軽さにもこだわった。デザインは、黒やブルーを基調にしたスポーティでシャープな仕上がりだ。日常使いはもちろん、ウォーキングやゴルフなどスポーツシーンにも適している。

　ワコールの安原弘展（Hironobu Yasuhara）代表取締役社長は「近年、男性の下着に対する意識は変化し、機能性やデザイン性がより重視されるようになった。08年に発表したクロスウォーカーは今や市場を牽引するアイテムに成長した。テクノウォークにも大いに期待している。今後も、他社に無い要素を持った下着を積極的に打ち出すことで、男性下着市場をより拡大し、2015年には全体で50億円の売り上げを目指したい」と展望を語った。

　「テクノウォーク」 は、ワコールの百貨店向けブランド「ダムス（DAMS）」と量販店向けブランド「ブロス（BROS）」の両ブランドから、スタイルサイエンス・シリーズと して発売される。価格はダムス版が4200円、ブロス版が2940円。2ブランド合計で4万枚の売り上げを目指す。(c)MODE PRESS

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