2007年10月03日 12:10 発信地:パリ/フランス![]()
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2007年10月2日、パリ市内で発表されたジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARCONS)の08年春夏コレクション。(c)MODE PRESS
【パリ 3日 上間常正】(写真追加) 08年春夏パリ・コレクションは4日目の10月2日、コム デ ギャルソンやイッセイミヤケなどの日本勢を中心に13 ブランドのショーが開かれた。トレンドなどはどこ吹く風の個性的なクリエーションが目立った。
■コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)
前回と同じ美術学校で開かれたコム デ ギャルソンのショーは、型破りで色彩に満ちた、いつにも増して力強い服を繰り出した。スタイルやアイテムの名称では表現しにくい服が並んだ。
顔は白塗りで、アイメークは黄色、頬にはピンクの紅。そんなアニメの人形のようなモデルが、ピンク、緑、黄、青などカラフルで服作りの文法を無視したような、それでいてやはコム デ ギャルソンとしかいえないような服を着て練り歩いた。
スカートの裾にカラフルなプリント柄の布をいくつも結んであったり、パンツはポンポンをいくつもつなげて作ったような外枠だけだったり……。東京のストリートの若手はごちゃ混ぜのポップ感覚が得意だといわれるが、こちらのごちゃ混ぜは迫力が断然違う。
バックステージで川久保玲は「今回のテーマは、あえていえば『不協和音』ですね」と語った。色々なルールをあえて無視して何かを作ることで、規範を超えた力強さを生み出そうとする試みだろう。不協和音には当然ある種のいらだちが感じられ、そこには川久保の現状への思いも投影されているのだろうが、にもかかわらず服は美しく見えた。
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