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08年春夏東京コレクション>コレクション速報第2弾

2007年09月01日 00:39 発信地:東京写真ブログ


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2007年8月31日、東京都内で発表されたネネット(Ne-net)の08年春夏コレクション。(c)MODE PRESS/ HIROKAZU OHARA

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【東京 1日 上間常正】東京・六本木の東京ミッドタウンを主会場に開かれている08年春夏東京コレクションは31日、ネ・ネット(Ne-net)やh.NAOTOなど7ブランドのショーが開かれた。ベテランのヒロミヨシダ(HIROMI YOSHIDA)は16年ぶりのショー開催で、会場の大きな拍手を浴びた。

■ネ・ネット(Ne-net 高島一精)

 いつも明確なコンセプトをもとに作品を発表するネ・ネットの、今回のテーマは「ルーツ」。ショーの冒頭に登場したのは、点描画のようにカラフルなドットを散りばめたボディースーツだった。パッドで微妙なボリューム感を持たせてあるので、シルエットのバランスが通常の人体とは少し異なって見える。

 この服がイメージさせるのは、はるか昔、アフリカ大陸に生まれ、二足歩行を始めた人類の始祖だ。やや異形だが、カラフルでリラックスしていて楽しく見える。続いて登場する服も、アフリカの大地を思わせるような動物柄や自由な色遣いに満ちている。超ラージサイズのTシャツやカットソーのドレス、胸に赤ちゃんを描いたアプリケも楽しげだ。

 明快なコンセプトとシンプルな形に説得力を与えるのは、やはり素材とディテールの入念な作りこみだ。冒頭のボディースーツは、綿とメッシュを二枚重ねにしてオパール加工をした後で色を抜いたという。模様として残ったドットは、細胞や原子をイメージしたものだという。

 ラストの音楽は、アフリカで発見された化石原人アウストラロピテクスの呼び名「ルーシー」にちなみ、ビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ」。高島は「5月に祖父が100歳で亡くなって、葬式で初めて会った血族の多さにショックを受けた。自分のルーツや人間の始まりを振り返ってみようと思ったのがきっかけ」と語った。

 ■エイチナオト(h.NAOTO 廣岡直人)

 東京・原宿の会場クエスト・ホールには、ゴスロリファッションに身を包んだ多くのファンたちが詰めかけた。ショーはどくろのイラスト映像で始まった。

 黒のかぎ裂きのフード付きロングコート、レースアップのように使った大きなピン、チェーン、真っ黒なアイシャドー……。どれもパンク・ゴシックの定番だが、過剰で暗すぎる感じはしない。キティーちゃんなどの縫いぐるみや、ベビードール風のドレスとのマッチングも適切で破綻がない。

 白シャツやテーラードのジャケットやコートのシリーズも技術的な完成度が高かった。最近はパリやロンドンでもゴスロリスタイルをよく見かけるようになったが、こんなに洗練されておしゃれな服は東京でしか見ることができない。彼らの目標も東京スタイルなのだ。

 h.NAOTOの新作は、東京コレクションのコンテンツとしてまさに東京で見せる価値のあるコレクションといってよいだろう。

■ヒロミヨシダ(HIROMI YOSHIDA 吉田ヒロミ)

 自然な白、ほんのりとしたピンク、木の幹をおもわせるようなどっしりとした茶色、若葉のようなペパーミント。エレガントなスーツやドレス、そして上品な夏のリゾートウエアを彩る色調は、どれも今回の新作のテーマである桜の花の色のバリエーションだ。

 色彩とさりげない上質素材の使い方、シルエットのバランスのよさで、この六本木生まれのベテランデザイナーの16年ぶりのショーはとても上品で美しかった。

 久々のショー開催は、会場が六本木になることを知った2年前に決めたことだったそうだ。「大人の自立した女性をずっと追いかけてきた。私自身がもう大人以上の齢になったけれど、気持ちは大人止まりでいたい。この辺で自分へのご褒美にと思って」と吉田はその動機を語った。(c)MODE PRESS

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