2007年02月28日 04:32 発信地:フランス![]()
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【パリ/フランス 28日 上間常正】07年秋冬パリ・コレクションは3日目の27日、コムデギャルソン(COMME DES GARCONS)やジュンヤ・ワタナベ(JUNYA WATANABE)、デザイナーが滝沢直己から藤原大に代わったイッセイ・ミヤケ(ISSEY MIYAKE)などが登場。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)やジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)などのフランス勢やヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivianne Westwood)など合わせて11のショーが開かれて本番たけなわとなった。
■コムデギャルソン(COMME DES GARCONS)
会場には子供向きのピアノ曲が流れ、ショーの冒頭はバイオレットのシフォンの細身のドレス、頭にはミッキーマウスのような黒の帽子、素朴なソックスに白いハイヒールを合わせたモデルが現れた。一見無邪気で子供っぽい雰囲気だが、どこかちぐはぐで不気味な感じを受ける。続いた服も同じタッチだが、パッドをつめて手のように見える手袋がアプリケされたり、服に微妙なふくらみがついたり、真紅のベロアが前身ごろの片側についてどきっとするほどフェミニンな印象が混じったりする。
今回のショーのテーマは「キュリオシティー」(変なもの)。デザイナーの川久保玲は「最近は、ますます平凡なものが多くなったから。変わったものの価値を見てもらいたかった」とバックステージで説明した。
子供は時にはとても怖く見えるときがある。しかし今回の川久保の表現には、それとは少し別でむしろ平凡さと子供の未熟さをイメージ連想させて強烈な揶揄の対象にしてしまった感じを受ける。それは、ある意味ではいつまでも幼児性を抜け着れない部分を残すファッション界の姿への苛立ちも含まれている。
ショーの最後に登場した白一色の服の群れは、同じフォルムを用いながらも幼児性とはまったく違う緊張感のある美しい服だった。
写真は、新作を披露するモデル。(c)AFP/PIERRE VERDY
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