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オートクチュールに挑む若手デザイナーたち - フランス

2007年01月24日 17:39 発信地:フランス動画ブログ


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【パリ/フランス 24日 AFP】一握りの人しか享受できないファッション産業の頂点―オートクチュールコレクションが、今週22日から開かれている。フランス・パリ市内で4日間にわたり繰り広げられる07年春夏オートクチュールコレクションは、若手デザイナーたちの参加により盛大なラインナップとなった。次世代のシャネル(Chanel)やクリスチャン・ディオール(Christian Dior)を目指し、オートクチュールに挑戦する若手たちの現状はどのようなものだろうか。今回は、招待枠参加デザイナーのアダム・ジョーンズ(Adam Jones)とフィリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)に注目した。

所要時間:2分13秒

 ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が手掛けたクリスチャン・ディオールは、ジャポニズムを巧みに取り入れた完成度の高いコレクションを発表した。ガリアーノ以外に、これ程スペクタクルなオートクチュールショーを展開できる人物はいないだろう。ファンタジー、アート、ビジネスといった様々な要素が融合した傑作の数々は、世界の富裕層に向けた贅沢品である。今回のオートクチュールコレクションには、クリスチャン・ディオールやシャネルと肩を並べて少数の若手デザイナーたちが参加している。フランス・オートクチュール協会(The French Couture Federation)は、有力な若手を公式プログラムに招待し、彼らに才能を披露する機会を与えた。


■インタビュー:アダム・ジョーンズ

 「私の服は非常に特殊なものなので、制作には多くの時間が必要になります。顧客の方々は、それを理解した上で購入してくれています。そのことが、ジャーナリストに伝わればと思っています。とても重要なことですからね」

 オートクチュールのドレスは、それぞれが特注品になるために5万~10万ドル(約600万~1200万円)もの高値になる。現在のオートクチュールドレスは莫大な遺産を相続した女性や、年を重ねたソーシャライトのためだけのものではない。近年は、プレタポルテの高級版として、若い年齢層の人々もオートクチュールの世界楽しむようになっている。


 「ありとあらゆる所から顧客と資金はやってきます。それが今のオートクチュール界です。コンピューターを通して、莫大な金額が動きます。イギリスからの顧客の全てはサッカー選手の妻ですね」

 31歳の若手デザイナーフィリペ・オリヴェイラ・バティスタは、プレタポルテの感覚にラグジィアリー感をプラスしたオートクチュールコレクションを発表した。彼のコンセプチュアルな作品は、世界的な賞賛を得た。

■インタビュー:フィリペ・オリヴェイラ・バティスタ

 「単純な服作りのプロセスと比較すると、オートクチュールは実験室のようなものです。クリエイティブ精神を刺激されますね。しかし売り上げなどを考えると、オートクチュールはプレタポルテに比べて実行困難です。」

 ショーの前日は、全スタッフが完璧を求め細部に至るまで作業は続く。そして、更にアトリエは緊張感が張り詰める。
コレクションウィーク初日に発表されたフィリペの新作は馬にインスピレーションを得たものだった。6ヶ月もの時間をかけて制作されたコレクションが、世界のトレンドセッターに向けて発表された時間はわずか10分。新作発表が終わるや否や、新たなインスピレーションの源を探す旅は始まる。(c)AFP


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