写真は2006年10月19日に撮影されたもの。(c)AFP
【ロンドン 23日 AFP】先週金曜日、ヨーロッパの億万長者に関する驚くべきニュースが飛び込んできた。フィナンシャル・タイムズによると、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault、写真左)氏とアルベール・フレール(Albert Frere、写真右)氏は共同で資産を出し合い、イギリスの名門スポーツ車メーカー、「アストン・マーチン」の買収を検討しているという。
アルノー氏はフランスのラグジュアリーブランド、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン・グループ(LVMH)の会長として知られている。一方のフレール氏はベルギーの大物資本家。そんな2大富豪が木曜日、10億ユーロ(約1500億円)ずつ出資し合い、投資機構を設立したことを発表した。新しい投資機構の名前はまだ決まっていないという。
2人については、その深い親交や、共同でボルドー地方の「シャトー・シュヴァル・ブラン」ワイナリーを購入したことが有名である。今回の買収に関して、「アストン・マーチンを念入りに調査したところ、投資ファンドの範囲内におさまった」とフィナンシャル・タイムズに述べた。
不振が懸念されているアメリカのフォード・モーターは今年8月、映画「007」シリーズの主役、ジェームズ・ボンドの愛車として有名なアストン・マーチンの売却を検討していると発表。他車の資産売却も視野に入れているとのことだった。
将来性のあるバイヤーが既に、アストン・マーチン買収に名乗りを上げているという説明があったことも思い出される。
ビル・フォード会長兼チーフ・エグゼクティブは当時、「アストン・マーチンは当グループに参入して以来、勢いが止まらなかった」とコメント。それゆえに、その価値あるブランドを手放す事実が発表された時、周囲は驚きを隠せなかった。
写真は2006年10月19日に撮影されたもの。(c)AFP

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