【4月30日 AFP】根強い人気を誇るシリーズ第1作『スター・ウォーズ(Star Wars)』が映画という銀河の世界に飛び立ってから数十年──ハン、ルーク、レイア姫がオリジナルキャストでスクリーンに戻ってくる。

 製作する米ディズニー(Disney)は29日、「スター・ウォーズ:エピソード7」として作業が進められている新作の出演者を発表した。ファンの間では、配役に関して数か月前から様々な憶測が飛び交っていた。

 現在71歳のハリソン・フォード(Harrison Ford)には、ハン・ソロ(Han Solo)のワルっぽいカッコよさも、ふさふさな髪もない。そして62歳のマーク・ハミル(Mark Hamill)は、ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)のジェダイ(Jedi)の衣装が以前よりもタイトになるだろう。

 しかし、前日譚3部作に失望した者も多いシリーズのファンは、ハリソンとマークに加え、レイア姫を演じる57歳のキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)のカムバックを歓迎するはずだ。

 新作の監督を務めるのは、ヒット作を次々世に送り出しているJ・J・エイブラムス(J.J. Abrams)。キャストたちは年を取ったかもしれないが、エイブラムス監督には、1作目が公開された1977年よりも格段に進化したコンピュータ技術がある。

 C3POを演じたアンソニー・ダニエルズ(Anthony Daniels)、R2-D2を演じたケニー・ベイカー(Kenny Baker)、チューバッカ(Chewbacca)を演じたピーター・メイヒュー(Peter Mayhew)も同じ役で戻ってくる。

 その他、アンディ・サーキス(Andy Serkis)、アダム・ドライバー(Adam Driver)、ジョン・ボイエガ(John Boyega)、デイジー・リドリー(Daisy Ridley)、オスカー・アイザック(Oscar Isaac)、ドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)、マックス・フォン・シドー(Max von Sydow)が新しく「スター・ウォーズ」チームに加入する。

 公開予定は2015年12月18日。(c)AFP/Romain RAYNALDY