【1月11日 MODE PRESS WATCH】「ディオール(Dior)」が、2019年春夏キャンペーンビジュアルを公開した。

 ダンスの世界にスポットライトを当てた今回のキャンペーンは、英国人フォトグラファーのハーレー・ウィアー(Harley Weir)によって撮影された。今シーズンのキャンペーン撮影に際してアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、「わたしの仕事はプレタポルテのデザインを通じて身体を賛美し、身体がわたしたちに与えてくれる他者への見せ方だけでなく、自分自身への見せ方の可能性を最大限に生かすことです」と説明した。

 2019年春夏プレタポルテ コレクションのショーでのパフォーマンスを演出したシャロン・エイアル(Sharon Eyal)がつくり出した影のマジックによって、モデルたちのしなやかで繊細なボディラインが浮かび上がる。ロングプリーツドレスやメッシュ素材のアイテムが、自然な女性らしさを引き出しているかと思えば、ニュートラルカラーのボディスーツを身に着けたエイアル率いるダンサーたちの透明なシルエットが何重にも重なり合う。モダンダンスのパイオニアと評されるロイ・フラー(Loie Fuller)が体験した光の煌めきをイメージしたカレイドスコープ(万華鏡)のモチーフも登場する。

 独特のフォルムを描く「サドル」バッグ、マリア・グラツィア・キウリが再現した「バー」ジャケットやフローラルモチーフをプリントした軽やかなスカート、デニムなどメゾンを象徴するアイコニックなアイテムもビジュアルに華を添える。

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・クリスチャン ディオール 公式HP:www.dior.com
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