【3月13日 Parismodes.tv】仏パリ(Paris)で、アレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)が手掛ける「ロシャス(ROCHAS)」が新作コレクションを発表した。

 ブルジョワなエレガントさを打ち出した今シーズンの「ロシャス」は、普段使いのワードローブを提案。デザイナーのデラクアは前シーズン、ロマンチックな色彩のシースルードレスでブランドを一新したが、今回はすぐに着られる、明るい70年代の香りがする新しいシルエットを提案。

 最初に登場した丸いショルダーのダブルブレストジャケット、ダブルカシミア、ルーズなパンツスーツでトーンを統一。エンベロープコートやショートジャケットには、パンツやミディアムレングスのスカート、美しいレザーのアイテム、前部にポケットがボタンで留められたブラウンのドレス、首元で結われているパープルのブラウスなどに合わせた。特にツートーンのドレスには、金色の錦織とスパンコールをふんだんに使用。

 大きなブーツやスネークブーツにはラインストーンのついたヒールが輝く。花の刺しゅうが散りばめられたアイテムや、シースルーで官能性を追求したモスリンドレスにも注目したい。(c)Parismodes.tv