【2月1日 Parismodes.tv】仏パリ(Paris)で発表された「ポール・スミス(Paul Smith)」メンズ&レディスコレクションのテーマは、「テーラリング」だ。デザイナーのポール・スミスがインタビューに応じた。

 多くのショーが新しいテクニカルスポーツウェアのテーマを打ち出しているが、ポール・スミスはテーラリングに重点を置いた。

 メンズ&レディースのミックスショーでは、ビッグコートとエンベロープ・ピーコートが登場。「ポール・スミス」らしい襟のディテール、ライニングの色、ジッパーの袖へのこだわりは今回も感じることができる。コート下の滑らかで快適なスーツは、スタイル違いで再構築され、ジャガード・ウールからプリンス・オブ・ウェールズまで、高級感あふれる素材を使用したほか、軽快感とポジティブ感をプラスするために、パターンとレインボーカラーを用いた。

「ポール・スミス」といえば、レディースはもちろん滑らかなサテンのドレス、そしてフィナーレではザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド (The Velvet Underground)とスーサイド(Suicide)のサウンドトラックが流れた。(c)Parismodes.tv