【12月14日 AFP】来年2月からニューヨーク・ファッションウィーク(New York Fashion Week)は、10日間の祭典へと進化する。主力であるウィメンズコレクションのショー期間前にメンズコレクションが発表されることになったと主催者が13日に発表した。

 メンズ・ファッションウィークは、世界のファッションウィークの日程に添って効率化を図り「ウィメンズの日程に隣接」すると米国ファッション協議会(Council of Fashion Designers of AmericaCFDA)は発表。メンズのショーは2月5日から7日まで開催され、その後ウィメンズと男女共通のショーは通常通り、2月8日から14日までの一週間続くと言う。この変更は男女のコレクション発表を同じショーで行うブランドが年々増えていることが背景にある。

 この日程の変更を受け編集者やバイヤー、インフルエンサーたちが少し早めにニューヨーク入りすることによって、よりメンズウェアに注目が集まるのではないかとファッションメディアは示唆する。ニューヨークの後、国際的なファッションの流れはロンドン、ミラノ、パリへと移動する。

 しかしこのニューヨーク・ファッションウィークの日程変更は実験的なものだ。その次のメンズコレクションは7月9日、ウィメンズコレクションは9月6日から12日での開催だと米国ファッション協議会は明かしている。

 今年9月に開催された昨シーズンのコレクションの評価はパッとしないもので、米国の次世代の才能たちの多くがヨーロッパでショーを行った。(c)AFP