メッドガラを街で一番ホットなイベントへと変身させた米「ヴォーグ(VOGUE)」のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長は、来年5月7日に開催される本ガライベントの共同ホストでもある。

 しかし、確実に招待されていない人物がいる。ウィンターは先月、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は確実に二度と招待しないと、米人気バラエティー番組「レイト・レイト・ショー(The Late Late Show)」の司会、ジェームズ・コーデン(James Corden)に話した。トランプ大統領は過去、大統領に選出される前にメラニア(Melania Trump)夫人と共にガラに出席したことがある。ウィンターは有名なヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)支持者だったのだ。

 次回のガラのテーマは「ヘブンリー・ボディーズ:ファッションとカトリックイマジネーション(Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination)」で、来年のコスチューム・インスティチュートの展覧タイトルでもある。

 来年5月10日より開催される本展覧会では、ローマ法王のローブやバチカン(Vatican)から空輸されてくるアクセサリーが“コーナーストーン”の役割となる。これらは典礼祭服がデザイナーに与える影響を展示すると美術館はしている。

 展覧されるデザイナーにはクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)、ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、ジャンニとドナテラ・ヴェルサーチ、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)らが名を連ねる。(c)AFP