【10月4日 MODE PRESS WATCH】資生堂の研究員と社員が外部のアーティストや企業・団体と出会うことで、“新しい美”を創造する企画展「LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展」が10月26日から11月10日まで、東京・銀座の資生堂ギャラリーにて開催される。

 資生堂は2015年から、クリエイティブディレクター 藤原大(Dai Fujiwara)のコーチングのもと、資生堂の研究員、社員が異分野のクリエイターや企業・団体とリンクして新たな価値創造の可能性を探り、展覧会という形式で、当社本社ビルの「資生堂花椿ホール」にてその成果を公開してきた。2015年の展覧会は、「さわる。ふれる。美の大実験室」として、身近な行為でありながら表現が難しい“感触”をテーマとして開催。2016年は「エイジングは未来だ」をテーマに、1989年から資生堂が提唱してきた“サクセスフルエイジング”(=美しく年を重ねる)という概念を核に据え、少子高齢化社会が現実のものとなった状況をふまえ、未来における美しい生き方を考えてきた。

作品イメージ(c)(c)LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展

 3回目となる今年は、「LINK OF LIFE」を資生堂の文化発信装置としてリニューアルし、現存する日本で最古の画廊といわれ、“新しい美の発見と創造”を活動理念とする「資生堂ギャラリー」にて開催する。昨年度のテーマ“サクセスフルエイジング”を再解釈し、「右脳を刺激して感性を研ぎ澄ませ、遊びゴコロを満たして美しさを重ねる」=「asobi-neering(アソビニアリング)」という考え方を新たに提唱。感性(右脳)刺激によってひとが本来持つ美しさを引きだすアート作品を発信する。

作品イメージ(c)(c)LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展

 創業から145年もの間、時代とともに“新しい美”を生みだし、社会に提案し続けてきた資生堂。現代における“新しい美”について、新たなインスピレーションと最新のテクノロジーを結合させた作品たちから、未来がより豊かになるヒントが見つかりそうだ。

■展覧会概要
開催期間:10月26日~11月10日
開催時間:火曜~土曜日 11:00~19:00、日曜・祝日 11:00~18:00
休館日:毎週月曜 ※祝日の月曜も休館となる
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階

■関連情報
・資生堂ギャラリー 公式HP:www.shiseidogroup.jp/gallery/
・展覧会 特設HP:www.shiseidogroup.jp/gallery/?rt_pr=tr932
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