【10月3日 MODE PRESS WATCH】ロサンゼルスを拠点とするジュエリーブランド「チャン・ルー(CHAN LUU)」は、新コンセプトによる初の路面旗艦店を東京・表参道に10月21日オープンする。

 ブランド創立20周年を迎えた「チャン・ルー」は、1996年に創立。ハンドクラフトプロダクトを主軸としたアイテムは、全て熟練された職人の手により1つ1つ手作業で作られており、暖かみのあるクラフト感と現代的な感覚が絶妙なバランスでマッチしたデザインだ。旅からインスピレーションを受けたマルチカルチュラルなエッセンスが、よりミニマルでコンテンポラリーなイメージへと進化。ブランドロゴを変更したほか、創始者であるチャン・ルーがディレクターを退任し、後継として姪のテッサ・トランが(Tessa Tran)が就任した。

 表参道ヒルズの裏手通りにオープンする旗艦店は、安藤忠雄(Tadao Ando)氏の建築によるビル一棟の1階部分に位置する路面店舗。地下にショールームを併設し、2階・3階には本社機能を移設した。店舗デザインは本国ロサンゼルスの店舗と同様に、世界から注目される建築家として名高い マーク・リー(Mark Lee)が担当し、特徴的な店内のウッド什器は、北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド「アルテック(Artek)」によるオリジナルを採用した。代表的な技法である“ラメラ曲げ木”によるもので、数ミリの厚さにカットされたバーチ材の積層合板でありながらも、まるで無垢材のような滑らかな外見が特徴だ。十分な強度を保つ一方で、自然素材の暖かさやしなやかさを携えた仕上がりとなっている。

 店内には、日本で初めて展開する14金やダイヤモンドを用いた高価格帯のジュエリー「ハイライン」も登場。価格帯は5万~80万円代を予定しており、15万~25万程度のジュエリーがボリュームゾーンとなる。ロサンゼルスで生まれ育ったテッサ・トランの等身大のカリフォルニアライフスタイルが投影された新しい世界観。世界中のさまざまなカルチャーを内包したフュージョンデザインに注目して。

■店舗概要
チャン・ルー表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12 1階
オープン日:10月21日

■関連情報
・チャン ルー 公式サイト:www.chanluu.jp
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