【7月6日 MODE PRESS】英ファッションデザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)は20年以上前、著名なデザイナーを数多く輩出していることでも知られるセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martin)の卒業ランウェイショーで、スーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、ヤズミン・ル・ボン(Yasmin Le Bon)を登場させたことを、「多少、恥ずかしい」、「世間知らずだった」と語った。

 英BBCラジオ4(Radio 4)の長寿音楽番組「デザート・アイランド・ディスク(Desert Island Discs)」でステラは、「当時を振り返り、ちょっと恥ずかしい、非常に世間知らずだった」「ナオミ・キャンベルたちは皆、仲間で、大学に通っているときに遊んでいた友人たちだった。ショーのモデルを選ぶとき、どうせなら友人に頼もうと思ってしまった」とコメントした。当時、ステラが有名モデルを登場させたことで、他の学生への注目を奪ってしまったとして、批判を受けたという。

 また、元ビートルズ(The Beatles)のポール・マッカートニー(Paul McCartney)の娘であるステラは、学校では有名人の娘だということを必死になって隠し、ポールの娘だとすぐに分かってしまう姓を名乗らなかった。だが、今ではその姓は隠しておらず、2001年に自身の名を冠したファッションハウス「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」を立ち上げている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS