【6月26日 MODE PRESS WATCH】コンセプチュアルレストラン「アウト(OUT)」が、東京・渋谷に7月1日オープンする。3人のオーストラリア人が手掛ける同店のコンセプトは、「One dish. One wine. One artist. (ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの音楽)」 。3つの要素にこだわり、完璧にキュレーションされた素材と要素で美食体験を追求する。

 コンセプト通り、料理はシーズンベストのトリュフを使用した自家製フレッシュパスタ1品という潔さ。ドリンクはパスタと相性の良い赤ワイン1銘柄を提供、音楽はレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のアナログサウンドのみを流す。パスタ単品のオーダーも可能で、トリュフやパスタの追加・増量にも対応する。メニュー表はなく、注文は入口にある食券機でチケットを購入する。ラーメン屋のようにカウンターに座って食べるをスタイルを提案する。

 レストランを手掛けるのは、メルボルンで多くのレストランを経営するデビッド・マッキントッシュ(David McIntosh)、「ゼルダの伝説」などをヒットさせた世界的ゲーム開発会社「タンタラス(Tantalus Media)」のCEOで作家でもあるトム・クレイゴ(Tom Crago)、フードコンサルタントのセーラ・クレイゴ(Sarah Crago)の3人のオーストラリア人。渋谷にオープンする理由を「東京ではラーメンを食べたければラーメン店へ、鮨を食べたければ鮨屋へ、天ぷらやとんかつを食べたければそれぞれの専門店へ行く。この考え方が浸透している東京であれば、1つの料理にフォーカスしたレストランというコンセプトが理解されると考えた」とコメント。店内インテリアは、建築家兼デザイナーの小坂竜(Ryu Kosaka)が担当。ブランディングとアートディレクションはEat Creativeが手がけた。

 店舗を切り盛りするセーラ・クレイゴは、イタリアで食文化とコミュニケーションについて修学。ロンドンでミシュラン星付きシェフと共にレストランをオープンした経験を持つ。同店ならではの斬新で刺激的なグルメ、ぜひ早めに体験してみて!

■店舗概要
アウト
住所:東京都渋谷区渋谷 2−7−14 Vort 青山103
営業時間:火曜〜日曜 18:00〜深夜 2:00
定休日:月曜
席数:13席
オープン:7月1日

■関連情報
・公式ウェブサイト: www.out.restaurant
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