【5月25日 MODE PRESS WATCH】トーマス・マイヤー(Tomas Maier)が手がける「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」が2018年クルーズ・コレクションを発表した。

 深みのあるカラーバリエーションが印象的な今回のコレクション。ウィメンズのカラーパレットは、ダークネイビーやモスグリーン、バーガンディーやエスプレッソといったメインカラーを意外な色合わせで表現した。マイヤーは「同系色や、完璧なまでに合わさった色同士の組み合わせは一つもない」と、そのこだわり語る。素材はコットンのドリルやポプリンやジャージーニットなどで、なめらかなフォルムを生み出している。

 さらにコレクションの核となったのは、ボタニカルプリント。野に咲く花や草原、蝶がそよ風に揺れる姿が、ドレスやスカート、バッグやブーツにもあしらわれ、30色以上が使われた複雑なプリントも多いという。

 この新作についてマイヤーは「日が暮れるのが早くなり始めた頃に、お客さまが着たいと思うウェアを考えてみた。明るく元気の出る色が、夜が長くなるこの時期の気分を高揚させてくれるはずだ」とコメント。カラフルでありながら大人っぽい雰囲気を醸し出す色合わせ、そしてパンプスとソックスの一体感あるスタイリングなども、新たなトレンドとして要注目だ。

■関連情報
ボッテガ・ヴェネタ 公式HP:http://www.bottegaveneta.com/
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