【3月21日 MODE PRESS】ディズニー(Disney)の実写映画『美女と野獣(Beauty and the Beast)』に主演する女優のエマ・ワトソン(Emma Watson)の衣装を担当した、ジャクリーヌ・デュラン(Jacqueline Durran)が衣装について明かした。

 ジャクリーヌは「エマの着ている衣装は、彼女がしたいと思う動作は何でもできるよう、動きを妨げないようなデザインにした。馬に乗ることだってできる」と、バレエシューズをブーツにしたり、コルセットを側部で結ばれた柔軟性のあるボディスに交換したり、工夫を凝らしたのだと話した。

 また、ダン・スティーヴンス(Dan Stevens)演じる醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と踊るシーンで着用した黄色のボール・ガウンは、10人の熟練職人たちが2週間かけ完成させたという。ジャクリーヌは、「どの衣装より圧倒的に難しかった。私たちはあらゆることを試した。より歴史的要素を取り入れてみたり、より現代的で実験的なものにしてみたりと、いくつものバージョンを作った」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS