【3月6日 AFP】今年の米グラミー賞(Grammy Awards)で主要3部門を含む5冠を達成した英歌手のアデル(Adele、28)が5日、結婚していたことを認めた。相手は長年のパートナーで起業家のサイモン・コネッキ(Simon Konecki)さん。二人の間にはすでに子供がいて、かねて結婚しているとうわさされていたが、アデルはプライバシーを守るため明らかにしようとしてこなかった。

 アデルはこの日、オーストラリアのブリスベン(Brisbane)でコンサートを行い、恋人との別れの痛みをテーマとし2011年のブレークのきっかけとなった曲「サムワン・ライク・ユー(Someone Like You)」を紹介する時に結婚に言及した。

 会場にいたファンがインターネットに投稿した動画の中で、アデルは「恋に落ちた時の感情は地球上で最も素敵な感情だと思う。私もその感情に夢中だけど、自分ではもう無理ね。だって私は既婚者だもの」と語っている。

 アデルは今年のグラミー賞の受賞スピーチで「夫と息子に感謝します。あなたたちは、私が歌うただ一つの理由だから」と語っていた。アデルはコネッキさんと間に息子のアンジェロ(Angelo)君(4)をもうけている。

 コネッキさんは、世界にきれいな飲料水を届ける活動に取り組む慈善団体「ドロップ・フォー・ドロップ(Drop4Drop)」を設立している。(c)AFP