【2月21日 MODE PRESS】12日に米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で開催されたグラミー賞(Grammy Awards)授賞式で、英歌手のアデル(Adele)のヘアメイクを担当したクリス・アップルトン(Chris Appleton)がその舞台裏について語った。

 アデルは授賞式で合計3着のドレスを着用しており、その内の一着であるグリーンの「ジバンシィ(GIVENCHY)」のガウンには、「ゴージャスなアデルの魅力的」に「モダンな仕上がり」を加えたアップのヘアスタイルを合わせたという。

 クリスは『ピープル(People)』誌に対し、今回のスタイルは「(往年の)ハリウッドアイコンの2017年版」だと語り、「エフォートレスでありながらグラマラスな見た目で、さらに艶やかなスタイルにしたかった。髪には艶があり、健康的に見えた」とスタイリングについて語った。

 また、アデルが歌を披露するためにステージに登場したときには、「ビーチスタイルに戻した」のだとクリスは話した。「すべては変化のため。『ハロー(Hello)』は誰もが知っている曲で、アデルの美しい髪が印象に残っている。なので、その美しさを無造作ヘアで見せつけたいと思った」とコメント。

 さらに昨年死去したジョージ・マイケル(George Michael)のトリビュートステージでは、「ロマンチックな」トップ・ノットのお団子スタイルに仕上げた。クリスは「トリビュートを補完するためにロマンチックにしたいと思っていたが、うまくいったと思う」と説明した。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS