【1月6日 MODE PRESS WATCH】3人の世界的アーティストにフィーチャーした展覧会「History on paper #3 - The printing -」が1月7日から、「hpgrp GALLERY TOKYO(エイチピージーアールピー ギャラリートウキョウ)」で開催される。

 その時代に新たな価値を生み出し、後世に受け継がれる名品を紹介していく展覧会「History on paper」のシリーズ3回目となる今回は、アレックス・カッツ(Alex Katz)、ジュリアン・オピー(Julian Opie)、舟越桂(Katsura Funakoshi)の作品にフォーカス。彼らが今まで発表した中から、版画というカテゴリーの中でも、人体をモチーフにした作品をセレクトした。

 アレックス・カッツはアメリカのポップアート運動に参加した、フィギュラティブ(具象)アーティスト。シンプルな色とアウトラインで知られ、その特徴的なポートレイトは60年代から脚光を浴びた。またジュリアン・オピーは点と線だけで独特の世界を描くイギリスの現代アーティスト。ピクトグラムを思わせる簡素化されたビジュアルイメージで知られ、ニュー・ブリティッシュ・スカルプチャーの作家の1人と呼ばれている。

 さらに、彫刻家として名高い舟越桂の版画作品も展示。1951年岩手県生まれの船越は、精神性を反映したその独特の人物描写で国際的に評価されている。今回は、この3人の作品が一斉に見られる珍しい機会となっており、さまざまな時代や美術表現への理解を深められる貴重な体験となりそうだ。

 1月7日 12:30~15:00には、ギャラリーにて新春餅つき大会も開催。新しい年のはじまりを、おしゃれなアート鑑賞で始めてはいかが?

■展覧会概要
「History on paper #3 - The printing -」
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B 1F
会期:2017年1月7日~15日
定休:月曜・毎月最終日曜
電話番号:03-3797-1507

■関連情報
hpgrp GALLERY TOKYO 公式サイト:http://hpgrpgallery.com
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