【10月4日 MODE PRESS WATCH】『ここは退屈迎えにきて』で注目を浴びた作家・山内マリコ(Mariko Yamauchi)の小説『アズミ・ハルコは行方不明』が映画化され、12月3日より全国で公開される。

『アフロ田中』(2012)や『ワンダフルワールドエンド』(2014)などで知られる30歳の新鋭、松居大悟(Daigo Matsui)監督による本作は、フレッシュな魅力にあふれた意欲作だ。行方不明の主人公、安曇春子(アズミ・ハルコ)を演じるのは、本作が8年ぶりの単独主演となる蒼井優(Yu Aoi)。その春子の顔をグラフィティアートにする若者集団「キルロイ」のメンバーを、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で国民的女優となった高畑充希(Mitsuki Takhata)、太賀(Taiga)、葉山奨之(Shono Hayama)の3人が演じる。

 2つの時間を交錯させながら、“アラサー、ハタチ、女子高生”という3世代の女性の生きざまを描いた本作。劇中アニメーションをひらのりょう(Ryo Hirano)が、音楽を環ROY(Tamaki Roy)が手がけ、主題歌「消えない星」はチャットモンチー(Chatmonchy)が本作の脚本を読んで書き下ろした。

 また公開に先駆けて映画オリジナルアプリ(iPhone用)もリリース。劇中に登場する、捜索願いのポスターが自分の顔で作れるこの無料アプリは、SNSでのシェアやスタンプかわりに使うことも可能だ。ぜひ映画の世界観と共に楽しんで。

■関連情報
・『アズミ・ハルコは行方不明』公式HP:http://azumiharuko.com/
・公式アプリ:https://itunes.apple.com/jp/app/azumi-harukoha-xing-fang-bu/id1144878696?l=ja&ls=1&mt=8
(c)MODE PRESS