【8月25日 AFP】フィリピン西部パラワン(Palawan)島のプエルト・プリンセサ(Puerto Princessa)で22日、世界最大とみられる重さ34キロの巨大真珠が公開された。

 大きさは横60センチ、縦30センチ。当局によると、地元の貧しい漁師が10年前に発見したが、その価値に気付かぬまま「幸運のお守り」としてベッドの下にしまい込んでいたという。

 これまで世界最大の真珠とされてきたのは「アラーの真珠(Pearl of Allah)」または「老子の真珠(Pearl of Lao Tzu)」と呼ばれるもので、重さは6.4キロ。この真珠も1930年代にパラワン島沖で見つかり、宝石鑑定士によると推定価値は数千万~数億ドルといわれる。(c)AFP