【4月19日 MODE PRESS WATCH】「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」は「ミラノサローネ2016」(国際家具見本市)期間中、新作ホームコレクションを発表した。

 2006年、1台のベンチからスタートしたホームコレクション。最高品質の素材が持つ温かみと美しさ、洗練されたデザインと機能性にメゾンのアイデンティティであるクラフツマンシップをたっぷり注いだアイテムは、現在家具やホームアクセサリーまでフルラインを揃えている。

 新作には、「ボッテガ・ヴェネタ」クリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤー(Tomas Maier)が手がけた、すっきりしたラインが魅力のチェア「Rudi」シリーズや、ブロンズ製の丸型アーチテーブルなどがお目見え。スエードまたはレザーで全面を覆った引き出し付きのチェストには、メゾンの象徴であるイントレチャートレザーの編みこみ模様を施したハンドルを装着した。同モチーフは、イタリア人デザイナー、オサナ・ヴィスコンティ・ディ・モドローネ(Osanna Visconti di Modrone)とのコラボテーブルセットにも見ることができる。これらが演出する落ち着いた雰囲気には、スターリングシルバーに半貴石を飾ったボックスコレクションや、繊細な磁器製品がアクセントを添えた。

 プレゼンテーションはミラノ中心部にある専用ブティックで行われ、歴史あるフレスコ画や組み天井、石壁が囲むブティックの内装と相まって独特なコントラストを演出。また期間中は画家・彫刻家のアルベルト・ブッリ(Alberto Burri)やルーチョ・フォンタナ(Lucio Fontana)といった現代アートの巨匠による芸術作品もディスプレイされ、空間を華やかに彩っていた。

■関連情報
ボッテガ・ヴェネタ 公式HP:http://www.bottegaveneta.com/
(c)MODE PRESS