【1月28日 MODE PRESS WATCH】ルイ・ヴィトン財団(Fondation Louis Vuitton )によるパリの文化芸術複合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)」では、1月27日から9月5日まで中国現代アートにフォーカスし、企画展、所蔵コレクション展、そしてイベントなど様々なプログラムを開催する。

 北京のユーレンス現代美術センターとの共催で、1月27日から4月まで公開となる「混乱と変革の時代の中国人アーティスト」と題した企画展では、中国で活躍する12名のアーティストが、地元の伝統や文化から引き出された様々な手法や媒体、時に最先端テクノロジーを使って、今日における中国経済や都会と田舎の関係性の変容、アイデンティティについて表現している。

 フォンダシオン所蔵コレクションから、中国人アーティストや中国を主題にした作品をピックアップした「所蔵コレクション展」は、1月27日から9月5日まで公開される。カラフルな観音菩薩、農夫や兵士など社会に存在する様々な人を題材にした絵画と彫刻、書道や中国映画などの文化を取り入れたインスタレーションまで、11名の作品を観ることができる。

 また「クラシック音楽とコンテンポラリー音楽」「映画」「パフォーマンス」「詩」の4つの観点に基づいたイベントも開催予定。パリに行く機会がある人は、世界で存在感を高める中国のアートな一面を覗きに、ぜひ立ち寄ってみては。

■お問合せ先
+33(0)1-40-69-96-00

■展覧会概要
・企画展「Bentu, Chinese artists at a time of turbulence and transformation - 混乱と変革の時代の中国人アーティスト」 1月27日~4月
・所蔵コレクション展 1月27日~9月5日
・学術的イベント 1月27日~9月5日
場所:フォンダシオン ルイ・ヴィトン

■関連情報
・フォンダシオン ルイ・ヴィトン 公式HP:www.fondationlouisvuitton.fr
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