【11月24日 MODE PRESS WATCH】イタリア・ルネサンス期を代表する巨匠の1人、サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の日本初となる本格的な回顧展が、1月16日から東京・上野の東京都美術館で開催される。

 これまでまとまった数の作品来日が叶わなかったが、今回、日伊国交樹立150周年を記念して、イタリア政府全面協力のもと実現。本展ではボッティチェリの師匠や弟子の作品なども交えた約70点が公開される。

 優雅で美しいヴィーナスや、聖母子を描いた画家として知られているボッティチェリは、「春[プリマヴェーラ]」や「ヴィーナスの誕生」といった神話画から、大型の祭壇画、個人のための肖像画まで、メディチ家の庇護のもと幅広い主題の絵画を手がけた。

「ラーマ家の東方三博士の礼拝」、「書物の聖母」をはじめ、ボッティチェリの初期から晩年までの画業を堪能できる本展は、1月16日から4月3日まで開催。

■お問い合わせ先
03-5777-8600

■展覧会概要
・ボッティチェリ展
会期:1月16日~4月3日
会場:東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36
開室時間:9:30~17:30[金曜日は20:00]※入室は閉室の30分前まで
休室日:月曜日、3月22日※ただし3月21日[月・祝]3月28日[月・祝]は開室

■関連情報
・ボッティチェリ展 公式HP:http://botticelli.jp/
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