【7月31日 MODE PRESS WATCH】『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像制作会社・白組が手がける3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』が10月10日に公開される。

■神田沙也加や野沢雅子など豪華声優陣

 都会の片隅で暮らす街ネズミのガンバとマンプクが、白イタチの「ノロイ」に攻撃されている島ネズミを助けるため、仲間たちと冒険に出るというストーリーの同作品は、1972年に出版された斎藤惇夫原作の小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』が原作。ガンバ役は「進撃の巨人」エレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴(Yuki Kaji)が、ヒロインの潮路(しおじ)は『アナと雪の女王』でアナ役を演じた神田沙也加(Sayaka Kanda)が務める。また「ノロイ」との闘いの鍵を握るツブリ役は、75年から放送されたTVアニメ「ガンバの冒険」や、劇場版アニメでガンバ役を務めた野沢雅子(Masako Nozawa)氏が演じるなど、豪華声優陣にも注目だ。

■エンドロール映像は森本千絵氏

 また公開に先がけ、同作品のコミュニケーション・ディレクターを務める森本千絵(Chie Morimoto)氏が描いたエンドロール映像のワンシーンが公開された。

  Mr.ChildrenのCDジャケットや映画『海街diary』の宣伝ビジュアルデザインなど数々の名広告を生み出してきた森本氏は、同作品で本編エンドロールの企画・演出や、宣伝ビジュアルに携わっている。

 エンドロールは本編の3DCGとは異なる手作り感満載のアニメーションで、作品に登場するネズミのガンバとマンプクが劇場のスクリーンを飛び出して街を旅する様子が描かれている。作品の製作総指揮を務める白組の島村達雄社長から「ただのエンドロールではなく、もう1つ別の作品を作るくらいの気概で臨んでほしい」とのオファーを受け、今回の映像を制作するに至ったという。森本氏は、「エンディングの映像はもうひとつの映画をみるかのようにと壮大な依頼をうけ、わたしなりのガンバを切り絵でつくり、細かく重ねて白組さんと総力をあげました」とコメントした。

■映画情報
GAMBA ガンバと仲間たち
10月10日(土) 2D/3D ロードショー

■関連情報
GAMBA ガンバと仲間たち 公式HP:http://www.gamba-movie.com/
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