【7月30日 MODE PRESS】ドン ペリニヨン(Dom Pérignon)が28日、都内で昨年11月に発売して以降、話題のシャンパン「ドン ペリニヨン P2- 1998」のプレミアムイベントを開催した。

■スペシャルなP2エクスペリエンス

 この夜、ドン ペリニヨンは、約16年の熟成の時を経て、自然のエネルギーの凝縮がピークを迎えた「ドン ペリニヨン P2- 1998」を、そのエネルギーをさらに進化させ、より深くインスピレーショナルな表現と体験(高次元)を提案。「自然のエネルギーが凝縮した緊張感」と、人間の「創造性」が出逢う、洗練された大人の遊びを表現した。

■人間の創造力×テクノロジー=高次元な領域へ

 会場では、各部屋ごとにそれぞれの「次元」を表現。順を追って体験することで、「時間の揺らぎ」や「空間の拡張」を感じられる仕掛けになっている。

 人間の身体感覚を超えることが、ドン ペリニヨンのシャンパンを味わうことによって広がりみせる人間の五感がもたらす体験から、時間間隔、距離感覚の錯覚や伸張が起きることにも重なる。

 自然現象に、人間の「創造力」が生み出す「テクノロジー」が絡み合う事でエネルギーの凝縮が大胆な表現として現れる。

 最後に誘われたディナー会場では、オーロラのような自然現象を表現したインスタレーションが出現。「高次元」を象徴する感覚的要素数が極めて多い“味覚体験”を、いま話題のSUGA LABOの須賀シェフによるディナーコースで、P2エクスペリエンスが完結した。

■現代の魔法使い、落合陽一氏との共演

 今回、人間の身体や五感では通常体感できないような、「自然が内包するエネルギー」を人為的に可視化したプレゼンテーションがいくつも用意された。これらをすべて取り仕切ったのは、研究者でありながら、メディアアーティストとしても活躍する『現代の魔法使い』の異名を持つ落合陽一氏だ。

 「自然のエネルギーの凝縮」を人間の創造力によって再解釈/ 再構成し、可視化させること、すなわちそれは、葡萄からシャンパーニュへと、長い時間を経て「芸術」へと昇華されてゆくドン ペリニヨンの創造の力(The Power of Creation)を見事なまでに表現した。

■極限の美とは何か、人間の創造力とは何か

 上下・左右が無限に連続するような体感が、時空のゆらぎを連想させる“インフィニティーエレベーター”では、時空がゆらぐなか、上方より流れ落ちる無数の球体、それはシャボン玉が神秘的な空間を演出。光の波長よりもさらに薄い“極限の薄さ”(20-800nm程度の厚み)に象徴されるシャボン玉の皮膜は、人間が目にすることのできる極限の美として“自然の凝縮”を表現した。

 また、普段目にはみえない波の形状から形成される“光”そして“音波”をナノ秒レーザーを通し、人間の創造性によって、ドン ペリニヨンのヴィンテージ シャンパーニュの美しい泡に自然を越えた形で表現するなど、この夜集まったゲストたちは、極限の美とは何か、人間の創造力とは何か。ドン ペリニヨンP2の世界、そしてドン ペリニヨンの創造する力(Power of Creation)になぞらえた空間に驚き、そして記憶と身体に刻まれる新たなP2 ストーリーを身体を持って満喫したプレミアムな一夜となった。

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