【6月11日 MODE PRESS WATCH】国立西洋美術館で6月23日から9月23日まで、フランス南西の港町ボルドーに焦点を当てた展覧会「ボルドー展―美と陶酔の都へ―」が開催される。

■18世紀に繁栄を極めた「月の街」

 大西洋のほど近く、ガロンヌ河の流れに沿って三日月の形に発展したことから「月の港」と呼ばれたボルドーは、18世紀に繁栄を極め、パリより100年早い時期から都市整備を進め、古典主義の建築が立ち並ぶ美しい景観美をつくり上げた。今回の展覧会では、ボルドー市の全面的な協力を得て、古代から今日までのボルドーの歴史と美術、文化を当時の絵画や彫刻、装飾芸術品などとともに紹介する。

■ゴヤの大作やワイン関連の作品も展示

 絵画は、ボルドーにゆかりのあるルーベンス、ゴヤ、トゥールーズ=ロートレックらの作品に加え、火災をくぐり抜けたドラクロワの大作「ライオン狩り」などを展示。また、ワイングラス・クーラーやワイン・ボトルのラベルなど、ワインの生産地にふさわしい作品や資料なども公開される。

■ボルドーワインに合う料理を堪能

 さらに期間中はソムリエの田崎真也(Shinya Tasaki)氏がオーナーを務める西新橋のレストラン「エス プリュス」とのタイアップも実施。ボルドーワインとの相性が引き立つコース料理をランチタイムとディナータイムにそれぞれ提供する。

「ボルドー展―美と陶酔の都へ―」に5組10名様をご招待!(6月19日締切)

■展覧会概要
ボルドー展―美と陶酔の都へ―
会期:2015年6月23日(火)~9月23日(水・祝)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、7月20日、8月10日、9月21日は開館)、7月21日
観覧料金:
当日:一般1,600円(1,400円)、大学生1,200円(1,000円)、高校生800円(600円)
※( )内は団体・前売料金(団体料金は20名以上)

■関連情報
・ボルドー展―美と陶酔の都へ― 公式HP:http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/
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