【6月8日 MODE PRESS】デザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が、若手デザイナー支援プログラムに「ファセッタズム(Facetasm)」を選出した。デザイナーの落合宏理(Hiromichi Ochiai)は2016年春夏メンズコレクションの会期中である6月22日に、ミラノで初のコレクションを発表する。

 「ファセッタズム」は、デザイナーの落合宏理が2007年に設立した、ストリートとポップカルチャーの要素をテイラーリングに取り込んだ、東京モードを代表するファッションブランド。落合は「私たちのようなインディペンデントなチームにアルマーニ / テアトロでショーを開催する素晴らしい機会をいただいたことを光栄に思います。このような機会を与えてくれたジョルジオ・アルマーニに感謝いたします。ミラノで多くの方たちにお会いできることを本当に楽しみにしています。そしてミラノで発表するコレクションのオリジナリティが評価されることを願っています」とコメントしている。

 アルマーニによる若手デザイナー支援は、今回で9シーズン目。アルマーニは「次世代のクリエイターを支援していくことを光栄に思っています。インターナショナルな視点から新しい才能を見出していくことが好きです。ファセッタズムが今回選ばれましたが、この機会を得て輝かしい成長を遂げ、成功していくことを祈ります」と語った。(c)MODE PRESS